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ラスト・トラベル北海道編2月11日 〜フィニッシュ〜

ゴーッという音で目が覚める。どうやら青函トンネルを通過中のようだ。やがて青函トンネルを抜けて北の大地が見え、夜も徐々に明けてきた。11月に乗車した時より日の出は早い。駒ケ岳の麓をカーブしながら下り、森から海岸線を走るが生憎の曇り空で朝日は拝めず。それにしても意外と雪が少なくてビックリした。海岸線ということもあるのだろうが、今年は本当に暖冬のようだ。東室蘭を過ぎるといよいよ車窓が賑やかになってきた。ちょうど車掌が記念グッズの販売にきたのでキーホルダーを購入。これから先北斗星に乗る機会は一気に減ると思われるのでいい記念になった。降りる支度をしていると右から函館本線と併走し、北斗星は1分の遅れもなく北の大都会、札幌に滑り込んだ。駅で友人と合流し、特急「スーパーカムイ」に乗り込み降りたのは深川。そう、自分の日本の鉄道路線全線完乗のフィナーレはここから分かれている留萌本線だ。

留萌本線は深川と日本海沿岸の増毛を結ぶ路線で、かつては留萌から羽幌線が分かれるなど重要な路線だった。しかし羽幌線は廃止され、現在は運転本数も1日上下数本、支線がなく優等列車も走らない妙な「本線」となっている。自分は全線完乗を意識してから、どこでそれを成し遂げるかということを色々考えていた。いくつかの候補の中で自分が求めていた「終着駅であること・定期列車がある(臨時開業の駅は除外)・できるだけ寂しい場所」で考えた結果、この増毛駅が選んだ。そのためこれまで乗車できる機会は何回もあったのだが今回まで温存しておいたのである。駅で弁当を食べてのんびりしていると改札がはじまり、橋を渡ってホームへ降りるとキハ52がドアを開けて待っていた。さあ、いよいよ最後の旅路だ。

最初はそれなりに乗客がいたのだが、石狩沼田ままでの間に半数以上が下車し、早速ローカル線の雰囲気が漂う。どの駅の駅舎も古く、時代から置き去りにされたように感じられる。峠を越えていよいよ日本海側へ。山が後ろに下がって景色が開けてくると留萌に到着。ここでほとんどの客は下車し、車内には自分を含め3人だけ。羽幌線の線路跡と分かれ、いよいよ列車は日本海に沿う。今にも雪が降り出しそうな曇り空の下で、冬の海が波飛沫をあげている。乗降はなくとも1両分しかない板切れホームに丁寧に停車しつつ、山と海に挟まれた狭い平地を進む。海岸線に沿って逆S字カーブを曲がると建物の向こうに駅が見えてきた。14時46分、わずかばかりの客を乗せて列車は静かに増毛に到着。自分は日本の鉄道路線全線完乗を達成した。冬ということもあってか、かつてニシン漁で賑わったこの街も、今は人影もまばらで哀愁が漂っている。そんな中で自分は達成感と寂しさを感じ、しばし無言で立ち尽くした。

折り返しまでの50分程友人と増毛の街を散策する。この時期は餌が少ないのか2回ほどカラスの襲撃を受けつつブラブラ。結構古い建物が残っており、冬の海風が身に染みるが面白かった。再び列車に乗り込んで来た道を折り返す。相変わらず客もまばらだ。のんびりと峠を越え、日が沈み昼から夜に変わる頃、通学客の少しの賑わいを乗せて深川に到着した。深川から特急でサクッと札幌に到着。今日はさっぽろ雪まつりの最終日、3年前と変わらず賑わっていた。会場をぐるっと一周し、友人の下宿先近くにあるスープカレー屋で夕飯を食べたのだが生ラムがとても美味しい。これはいままで自分が食べたスープカレーの中で一番好みかもしれない。

今夜は友人の家にお邪魔する。札幌駅近くなので移動は楽だが明日は早い。ある程度は寝ておこう。

札幌(11:15/11:30)→函館本線特急「スーパーカムイ」17号→深川(12:32/13:23)→留萌本線普通4927D→増毛(14:46/15:48)→普通4932D→深川(17:13/17:17)→函館本線特急「スーパーカムイ」44号→札幌(18:20)

ラスト・トラベル北海道編2月10日 〜最後の北〜

午後6時半、自分は上野駅13番ホームにやってきた。東北・高崎線と東海道線の直通運転が計画されており、完成後上野駅は終着駅から通過点に変わる。そうなると果たしてこの地平ホームはどうなってしまうのか・・・そんなことを考えているとアナウンスが入り、定刻に寝台特急「北斗星」が入線してきた。今夜の宿は9号車8番、青森まで逆向きになる部屋だ。個人的には日中の北海道内で正方向になるこの部屋はありがたい。

上野駅を発車し、鶯谷のネオン街を抜ける。このネオン、普段は毒々しい色としか思わないが夜行列車に乗っているとなぜか郷愁を誘う。不思議なもんだ。大都会のネオンの中を潜り抜け、大宮からいよいよ明かりも少なくなって本格的に夜行列車のムードが漂う。早めに寝てしまおうと思っていたのに気がつくと仙台までずっと外の景色を眺めていた。夜行列車で部屋の明かりを消して眺めるモノクロの風景は独特の魅力があると思う。

ラスト・トラベル 〜インターバル〜

しばしの休みの間、微妙に残っていた横浜市営地下鉄と相模鉄道の一部を乗り潰し、ついにあと残るは1路線。王手は打った。やらなければならないことも終え今日から北海道へ向かう。果たしてゴールの向こうがどんな景色なのかはわからないが、自分にとって一つの区切りとなることは間違いないだろう。

ラスト・トラベル九州編2月4日 〜過去から未来へ、そしてフィニッシュ〜

車内放送で目が覚める。どうやら列車は直江津を発車したところのようだ。車内を見渡すとだいぶ人が減っていた。北陸までの客や直江津経由で長野へ向かう人が多かったのだろうか。車内には朝ののんびりとした空気が流れていた。まだ自分が降りる新津までは時間があるのでゴロゴロしていよう。

長岡を過ぎると車内がにわかに慌しくなってきた。その賑わいに急かされるように自分も着替えをはじめる。新津に到着し、「きたぐに」はここから快速列車として通勤通学輸送に変わる。自由席への大量の乗客を横目に見ながら磐越西線乗り場へと向かった。「きたぐに」が出て行ってから約20分、磐越西線の快速「あがの」がやってきた。快速なので混んでいるだろうと思っていたら意外と車内が空いており、ボックスシートを一人で占有できた。五泉、馬下でほとんどの客は降りてしまい、車内は数人しか残っていない。リュックにもたれかかってウトウトしていると、いつの間にか列車は山都に到着していた。このあたりから会津若松への客で再び車内は賑わいはじめ、喜多方でそれなりに客を乗せ会津若松に到着した。空はいつの間にか快晴に。最後に天気は自分に味方してくれたようだ。

「新津駅に停車中の「きたぐに」」
きたぐに新津駅1

乗り換えに2時間少々時間があるので周遊バスを使って鶴ヶ城へ。白虎隊で有名な飯倉山には昔来たことがあるが、鶴ヶ城は今回が初訪問だ。城内に案内板が少ないため迷いそうになりながらなんとか天守閣と庭園を見学し、再び周遊バスで駅へ。若松の街は城下町ということもあってずいぶんと道が狭い。こういう場所こそ観光には周遊バスが便利だ。駅に着くとちょうどいい時間だ。弁当を買っていざホームへ。ちょうど会津鉄道のAIZUマウントエクスプレスが発車していった。

「鶴ヶ城」
鶴ヶ城1

4番ホームに降りると只見線の列車が入ってきた。この旅行は日本屈指のローカル線であるこの只見線で〆ることにしようか。車内は結構な混雑だ。やはり交通事情が悪いこの地域で、それも1日数本しかない路線だと客も固まるのだろうか。会津坂下や会津宮下でひと呼吸置きながらゆっくりと山を登っていく。会津川口が近づくにつれ雪の量が増えていく。短区間でほとんどの客が降りるのではないかと予想していたのだが、会津川口まではそれなりの数が乗り通した。ここまで来ると完全に車窓は雪景色で、雪で完全に覆われた道路や踏切が印象的だ。ここは豪雪地帯なのでここまで積もってしまうと除雪は不可能なのだろう。只見に到着し、ここでまた小休止。数少ない乗客もほとんど下車し、車内は自分含め3人になってしまった。

「川に沿って会津川口駅に進入」
只見線1

只見を出るといよいよ六十里越えで会津から越後へ。二つの県を繋ぐ貴重な道路は完全に雪に覆われ車が走ることはできない。屈指のローカル線である只見線が現代に存在している理由はこの一点にあると言ってよい。本数は少なくても二つの県を結ぶ貴重なインフラなのである。冬季休業の田子倉駅を過ぎると長いトンネルに入った。キハ40が重苦しいエンジン音を上げながらジワジワと坂道を登っていく。しばらくしてエンジンが鳴り止み、今度は転がるように坂を下る。トンネルを抜けるとまるで水墨画のような風景が広がり、その中をしばらく走ると大白川に到着。実に20分を要する険しい峠越えであった。

「豪雪で通行止めになった道路を見ながら峠越え」
只見線2

ここから小出までは乗降もなくガラガラ。日も沈み景色もやや単調になってきたためウトウトしていると、いつの間にか小出に到着していた。上越線の列車までにはまだ50分近く時間があるため、みどりの窓口で後日乗るSLの指定席が空いてるか聞いてみると、なんと空きがあるとのこと。発売日からずっとトライしていたのだが、空きが出ずに諦めようと思っていたところだったのでこれはラッキーだ。

上越線で越後湯沢に到着、ここからついに九州編のラストランナーである上越新幹線に乗って一気に東京へ。待合室で時間を潰してホームへあがる。「Maxと」きの2階席はすごく久しぶりだ。2階なら新幹線特有の高い壁に眺望を遮られないのでゆったり窓の外を眺める。この列車は越後湯沢を出ると一気に大宮まで飛ばす。街の明かりがどんどん後ろへと流れて、1時間足らずでもう大宮に着いてしまった。

埼京線と併走し、見慣れたビル群が見えてきた。ついに東京に帰ってきたのだ。安心したような、寂しいような気分になる。旅の終わりはいつもそうだ。そしてまたどこかへ行きたくなる。自分は一生これを繰り返して生きていくんだろう。しかし手間はかかるが悪い気はしない。上野からは見慣れたステンレスの車両と併走する。越後湯沢から1時間20分で東京まで来れてしまうとは・・・。只見線なら会津川口にすら着いていない。あちらが過去の鉄道なら、こちらはまさに未来の鉄道だ。そして今、上越新幹線「Maxとき」348号はは定刻に東京に到着、12日ぶりに地元の地を踏みしめた。

「無事到着。」
東日本新幹線東京駅1

今回は久々の長丁場な旅だったので若干の不安もあり、案の上トラブルもあったが自分が行きたい・見たいと思っていた目的をほとんど達成でき、美しい景色あり、いい車両あり、人情ありと非常に充実した旅行だった。そして何より日本の鉄道路線全線制覇に向けてほぼ王手をかけることができたのは嬉しい。

一週間のインターバルを置いて今度は北海道へ。これで自分は乗り潰しに一つの区切りをつけるつもりだ。ゴールにはどんな景色が待っているのだろうか。様々な感情があるが、きっと着けば全て吹っ切れるだろう。今はただ、楽しみにするとしようか。

2月4日の行動 :
新津(8:38)→磐越西線快速「あがの」→会津若松(10:42/鶴ヶ城観光/13:08)→只見線普通427D→小出(17:42/18:32)→上越線普通1746M→越後湯沢(19:12/20:08)→上越新幹線「Maxとき」348号→東京(21:20)

ラスト・トラベル九州編2月3日 〜丹後半島は晴れているか〜

朝6時前にホテルを出て駅へ。今日最初のランナーは特急「はまかぜ」2号だ。キハ181系が使用される唯一の定期列車であり、餘部鉄橋を通過する唯一の特急列車でもある。前回乗車した時はグリーン車だったので意外と音が静かだったのだが今回は普通車、国鉄型特急気動車の凄まじいエンジン音を堪能することにした。6時05分にいよいよ発車、2エンジンがけたたましい唸りを上げて豪快に鳥取駅を飛び出した。国鉄型の気動車というと加速が悪いイメージがあるのだが、そこはさすがに特急型、なかなか鋭い加速で山陰路を東へ進む。浜坂を過ぎてちょうど夜が明け始めた頃、減速して餘部鉄橋を通過。すでに新しい橋への架け替えが決まっており、工事用の機材などが置かれていた。この光景が見れるのもあと僅か、しっかりとこの目に焼き付けよう。香住からは学生もちょこちょこ乗車して通学の役割も担っているようだ。約1時間で城崎温泉に到着。多少の乗降の後すぐに扉が閉まり、大阪を目指して走り去っていった。

はまかぜで豊岡まで行ってもよかったのだが、それでは時間が持て余すことになってしまう。なので30分少々だが城崎温泉をブラブラ散歩することにした。ここ城崎温泉はよく文学作品に登場するが、たしかに温泉街はひなびたいい雰囲気で文学者が好みそうな感じだ。浴衣姿で散歩している人も多く、今度は泊まりで訪れてみたいと思った。

「風情ある城崎温泉」
城崎温泉1

城崎温泉から学生を満載した普通列車に乗り豊岡に到着。北近畿タンゴ鉄道の改札で「天橋立まるごとフリーきっぷ」を購入し、ここから回り道で大阪へ向かう。駅前をブラブラしながら時間を潰しているとこれか自分が乗る快速久美浜行きが入線してきた。この列車は終点の久美浜行きから特急「タンゴディスカバリー」2号になるため特急料金が必要になるが、フリーきっぷは自由席であれば乗車できるためうまく活用させてもらう。やはり特急車両は快適だ。シートカバーに丹後ちりめんを使用しており地産地消もバッチリ、2両1編成なので特急運用とローカル運用の両方こなすことができる第3セクターらしい車両と言える。雪の残る丹後の大地を駆け抜け1時間で天橋立に到着。ここに来たのは約5年ぶりだ。前回は霙に降られたが、今回は雨。ここに来ると相変わらず天気に恵まれない。日本三大文殊の文殊堂や天橋立の松林を久々に訪れ、観光船で天橋立に沿って湾の向かい側へとショートカットする。船の通過にあわせて近くの朱塗りの橋が回転するのはビックリした。

「文殊堂」
天橋立文殊堂1

「天橋立の松林」
天橋立松林1

湾の向かい側にある一の宮から近くの元伊勢籠神社へ参拝し、近くの停留所からバスに乗る。ここから先はフリーきっぷのエリア外だが、少し足を伸ばしてでも行ってみたい場所があった。よく日本の風景の一つで舟屋という1階が船の格納庫、2階が住居になっている変わった建物が密集している風景を見たことある人は多いのではないか。それがここ、伊根である。舟屋の里公園でバスを降り、伊根湾に沿った舟屋の並びをゆっくりと散策する。ここの人にはバイクも船も同じ扱いで、同じ場所に置かれている。陸地に囲われて波が穏やかだからこそこういう構造の家を建てることができたのだろう。一回こういう家に住んでみたい・・・。

「湾に沿って舟屋が並ぶ」
伊根の舟屋1

伊根から再びバスで天橋立に戻ってきた。ケーブルで笠松公園に登り、登山バスで成相寺へ。思ったよりこじんまりした寺だが立派な五重の塔があり、展望台もあったのだが霧が出てしまっていて眺望が今ひとつなのが残念だった。その後は再び山を下り、観光船で駅側へ。フリーきっぷを提示すると食事が安くなると書いてあったので食堂で海鮮丼を食べる。やはり丹後は海の幸、ペロっと平らげてしまった。

「笠松公園より眺める天橋立」
天橋立1

「雪を中に佇む成相寺五重塔」
成相寺五重塔1

「海鮮丼うめえ」
海鮮丼1

駅に戻ってきたが、思ったより早く回り終えてしまったのでだいぶ時間が余っている。そこで二つ隣の野田川を訪れた。ここは元々加悦鉄道との乗り換え・貨物受け渡し駅だったのだが、国鉄末期にこの路線が貨物取扱を廃止したことにより収入の大半を占めていた貨物輸送ができなくなってしまい、加悦鉄道も廃線になってしまった。現在線路跡は道路に転用されており、駅の待合室にはかつての配線や発車時刻表も置かれていて楽しむことができた。また、駅から天橋立方面にしばらく進むとかつての貨物専用線とのアンダークロス跡も見ることができる。

普通列車で折り返して宮津に到着。ここから福知山へ普通電車で福知山へ向かう。北近畿タンゴ鉄道は自社で電車を保有していない。北近畿タンゴ鉄道からはディーゼル特急のタンゴディスカバリー・タンゴエクスプローラーがそれぞれ京都・大阪へと乗り入れ、JRとの車両使用料清算のためにJRの特急電車が天橋立まで乗り入れるが、それとは別に1日1本福知山から宮津まで普通電車が乗り入れる。高規格の線路をディーゼル車両よりスムーズに飛ばして一気に福知山のJRホームに到着した。ここからは後続の特急「タンゴエクスプローラー」4号で大阪へ。先頭席だが運転室が低く客室が高い位置にあるため、あまり前方の眺めは良くないが、結構な速度で飛ばしているのは分かる。暗くなっていく景色を後ろへ流して福知山線を南下、尼崎からは東海道線の快速電車とデッドヒートしながら終点新大阪に滑り込んだ。

「タンゴエクスプローラー」
タンゴエクスプローラー1

さて、今夜の宿は夜行急行「きたぐに」なのだが、まだ4時間もある。夕食を食べながらどうしようか考え、梅田スカイビルに登ってみることに。ここの空中庭園は大阪でも有数の夜景スポットなのだが生憎今日は雨。受付の人に次回来た時に割引になるチケットを貰った。そしてエレベーターを登ってみると見事なほどにカップルしかいない。それにしても通路がビルのやや内側に作られているからか、思ったより夜景から遠いな・・・少し残念だ。でも晴れてたら摩天楼がかなり綺麗なんだろうな・・・。また晴れている時に来よう。その後スタバで時間を潰した後駅に戻り写真を撮る。103系など首都圏では見なくなって久しい車両がまだ現役で動いている。JR西日本の近畿圏は新旧入り混じったごちゃ混ぜっぷりが面白い。

「梅田スカイビルより摩天楼を一望する」
梅田スカイビル1

「大和路色の103系が大阪環状線をループする」
大和路103系1

23時過ぎに「きたぐに」が入線してきたので撮影を切り上げて早速車内へ。「きたぐに」に使用される583系のB寝台は現在日本で唯一残る三段式寝台。今回それを体験したくてあえてB寝台の下段を選んだのだ。中に入るとやはり天井が相当低い。上体を完全に起こしたら頭が確実にぶつかる。しかし窓際は上にある中段の構造上少し高さに余裕があるので着替える時などにうまく活用する。しかしこれが昼行運用の時は座席に変更できるっていうのだから、ある意味技術者魂を感じる車両である。列車は定刻に大阪を発車、電車だがモーター音は客室内にほとんど響いてこない。夜行運用も考慮してしっかりした造りになっているのだろう。横になってしまえばベッドの横幅は広いため案外快適だ。明日は最終日、しっかり寝ておこう。

2月3日の行動 :
鳥取(6:05)→山陰本線特急「はまかぜ」2号→城崎温泉(7:19/8:05)→普通162D→豊岡(8:18/8:54)→北近畿タンゴ鉄道快速612D→特急「タンゴディスカバリー」2号→天橋立(9:54/10:30)→観光船→一の宮(10:42/11:02)→丹後海運交通→舟屋の里公園(11:34)→伊根(12:41)→笠松ケーブル下(13:11/13:15)→ケーブル→笠松公園(13:20/13:25)→登山バス→成相寺(13:35/13:50)→登山バス→笠松公園(13:57/14:00)→ケーブル→笠松ケーブル(14:05)→一の宮→観光船→天橋立(14:27/15:26)→北近畿タンゴ鉄道普通333D→野田川(15:35/15:52)→普通232D→宮津(16:05/16:13)→普通224M→福知山(16:56/17:18)→福知山線特急「タンゴエクスプローラー」4号→新大阪(19:01)→梅田スカイビル観光→大阪(23:27)→東海道本線夜行急行「きたぐに」→新津(8:10)

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